ホームベーカリーで米粉パンはコースなしでも焼ける?失敗しないコツと作り方を公開します

今、ホームベーカリーで米粉パンを作る人が増えています。
材料を入れてボタンを押すだけで焼き立てパンができあがるのがとても便利ですよね。
でも米粉パンは難しいホームベーカリーに米粉パンコースがないと焼けないと思っている方も多いのでは?
ここではホームベーカリーで週2回米粉食パンを焼いている主婦が米粉パンコースなしのホームベーカリーで失敗なく焼ける作り方 レシピとコツをご紹介します。

ホームベーカリーで米粉パンを焼きたいけど米粉パンコースがなければ「早焼きコース」で

ホームベーカリーで米粉パン、米粉の食パンを焼いてみたいけど、うちにあるのは「米粉パンコース」がないから無理、と思っている人も多いのでは?
実は米粉パンコースがなくても作ることは可能です。

ホームベーカリーで強力粉で食パンを焼く時、基本コース(だいたい一番最初にあるメニュー)を使いますが、材料のコネ~焼き上がりまでが機種によって異なりますが3時間半~長くて4時間くらいです。
米粉の食パンの場合は強力粉のパンほどコネ・発酵時間をかけないので、この基本的な食パンモードだときれいに焼けません。

そのため「米粉パンコース」付きの機種があるのですが、
じゃあ「米粉パンコース」がないと米粉食パンはできないの?
というとそうでもないのです。

大抵のホームベーカリーには基本のコースより早く焼ける
「早焼きコース」がついています。
これはスタートしてから焼き上がり迄が2時間~2時間半くらいと
「通常(基本)コース」よりかなり短くなっています。
(コネ・発酵時間を短縮することで早く焼けるようになっています。)
そのため、お持ちのホームベーカリーに「米粉パンコース」がなくても、
この「早焼きコース」を使えば米粉食パンを焼くことができます。

ホームベーカリーで米粉パンの作り方は?

米粉パン用の米粉は大きく分けると3種類に分かれます

①米粉パン用のミックス粉
・グルテンフリーではない米粉パン用
(グルテン入りと表記されています)
・増粘剤等食品添加物が入っている場合が多い

②グルテンフリー米粉パン用ミックス粉
・グルテンフリーの米粉パンを作ることができる
・水・油を用意するだけでできるので便利
・増粘剤等食品添加物が入っている
・ホームベーカリー指定のミックス粉はこのタイプが多い

③グルテンフリー米粉パン用米粉
・米粉100%のみ
・食品添加物なし

ホームベーカリー指定の米粉、よく見かける米粉等取り寄せましたが増粘剤等の添加物が入っていたり、
グルテンフリーのパンが食べたくて米粉パンを焼こうとしているのに「グルテン」が入った米粉パン用ミックス粉もありました。

小麦粉アレルギーがあったり、グルテンフリーの食生活をしていたり、興味があって米粉パンを作っている、あるいは作ろうと思っている方に①②は正直おすすめできません。

グルテンフリー・添加物なし、「米粉100%」のものを使いたいと探して、たどり着いた③の米粉「ミズホチカラ」をおすすめします。

ここでは米粉「ミズホチカラ」を使った作り方を紹介します
増粘剤等の添加物なし、米粉100%のグルテンフリー パン用米粉です

同じ「ミズホチカラ」でこちらの米粉も同じように出来上がります

<ミズホチカラでつくる グルテンフリー米粉食パンレシピ>

<材料>
 九州ミズホチカラ米粉   300g(1袋)
 きび糖        25g
 食塩            4g
 こめ油           12g
 インスタントドライイースト 4g
 水            250g

<作り方>
①パンケースに水・こめ油・きび糖・食塩・ミズホチカラ米粉・インスタントドライイーストの順に材料を入れる
 *水分→粉類→インスタントドライイースト の順番です。

インスタントドライイーストは塩・水分に触れると発酵力が弱まりまるため、
米粉の中央をくぼませてそこに入れるようにすると良いです。

②「米粉パン(グルテンフリー)コース」又は「早焼きコース」を選択しスタートを押す

混ざってきたら途中でパンケース内側についている粉を落とす(粉落とし)←画像の赤で囲っている部分です
(機種によっては米粉パンコース、早焼きコースにかかわらず粉落としのお知らせコール機能がついてあるものもあります)

生地は強力粉で作るパンよりゆるい感じです。

③焼きあがったらパンを取り出し、粗熱をとる

こんな感じで焼き上がります!

こちらは「米粉パンコース」で焼きましたが、「早焼きコース」だともう少し低めになる場合があります。

ホームベーカリーで米粉パンを失敗しないコツ、秘訣は?

秘訣は、上で紹介した「ミズホチカラ」を使用すること
あとは「水の温度」です!

季節や室温にあわせて水温を調節するのがホームベーカリーで米粉パンを作る上でとても重要です

室温が低いとイースト発酵が活発にならず、あまり膨らまない場合があり、
また、室温が高い時
「過発酵」になりパンが膨らみすぎたり
高さがなく上部がへこむ真ん中がしぼんだようになったパンができたりします。

水の温度の目安は
冬場の室温が低い時(10℃以下)・・・水温20℃くらい

夏場の室温が高い時(22~23℃以上)・・・水温10℃くらい
         (25℃以上)・・・・水温5℃くらい(ペットボトルに入れ冷蔵庫に一晩冷やす)
 

*室温30℃以上場所では出来上がりが不安なので基本的に作らないようにしています。
もし、作る場合は米粉もあらかじめ冷蔵庫で冷やした方が良いです

*基本的に夏場は冷房の効いている場所がおススメです

*これはホームベーカリーで米粉パンを焼く方法なので手ごねで作る場合、ホームベーカリーで生地のみ作る場合には当てはまりません。

まとめ

ホームベーカリーで米粉の食パンを早焼きコースでも焼けます。
こちらで紹介した米粉・レシピを使えば米粉食パンをホームベーカリーで作っていただけます。
その際、失敗しないコツは「水の温度」を室温にあわせて調節することです。

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